不二稿京のニャンコ先生のおうち

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「ニャンコ先生の教え その2」

たくさんのニャンコと暮らせる家は、かなりのボロ家しか貸してもらえない。その頃はボロアパートの一階の半分を借りて住んでいた。
専用の入口があったので、アパートの扉が壊れて入口にぶら下っていても、私なら直せるのに、関係ないやと知らん顔していた。
息子は小学一年生で、放課後は学童保育。先生が引率して「ここが誰ちゃんのおうちです」と、学童の子供らの家を巡って散歩していたらしい。
ある日、息子が泣きじゃくりながら帰ってきた。
「僕のおうちは中はキレイだよね、中はキレイだよね・・」
息子はそれから、学童でイジメられた。
私はずっと、その時の悲しさが胸に焼き付いていて、人を恨んでいた。
私は猫たちを守って生きるためにこんなに貧しくこんなに犠牲を払って汚く暮らしているのだと、自分を信じていた。
十数万の家賃を払うなら、快適な素敵な部屋に住めるのに、私は猫たちのために、人の見下すようなボロ家に住んでいるのだ、猫の為なのだ、猫のせいなのだ・・。
けれど、けれどそうじゃなかった。私が怠けているだけだった、私が崩れた扉を直していれば良かっただけだった、私が掃除すれば良かっただけだった、私のエネルギーが足りないだけだった・・・。
ニャンコ先生の教えは手厳しく、そして忍耐強い。私が気づくまで何十年でもかけて、心の底を真っ直ぐに見つめてくる。
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この世の正体

殺処分という死刑の前に
職員さんは出来る限りの触れ合いをするのだという
わずかな一時の温もりを喜んで なぜそんなに優しい顔で微笑むの?
これからあなたは理不尽に無慈悲に殺されるのだ

何度出会ってもこの一枚の写真に苦しむ
私たち人間はこの世界を徘徊する悪鬼だと気づく
私たちは産まれてきたのではない
この世という地獄に堕ちてきたのだ
ならば為すべきことは何だ
何の為にこの地獄に堕ちてきたのだ私は
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「ニャンコ先生の教え・その1」

ニャンコ先生たちは、我儘が通らないと、オシッコをかける、
ニャンコ先生たちは、具合が悪いとゲロを吐く、
私の服や本に、布団に、家中に。
だから私は、もう二十年も布団に寝ない。床に転がって先生たちと寝る。
だから、大事な本をたくさん泣く泣く捨てた。マニアックな貴重本・・・。
だから、一年中、五枚の同じシャツを着て、夏は短パン、冬はジャージ。
腹が立って、悔しくて、「この恩知らずめっ」と怒鳴ったこともある、
貴重な本を捨てる時、ニャンコ先生を叩いたこともあった。
背中が痛くて、布団に寝たいなと、悲しい時もあった。
それでも、容赦ないんだ、ニャンコ先生たちはさ。
その悪戯から守る為の家中の網棚に潜り込み、いつしか、秘密基地にする、
本棚の領域は徐々に減り、ニャンコ砦に変貌してゆく。
もっと、捨てろと私に迫る。
そうなのだ、執着するな、こだわるな、ため込むな、と、
いさぎよく、身軽であれと、私に迫るのだ。
これぞ、ニャンコ先生の教え。
う~~~む、凄い、素晴らしい。まさに、わが師である。
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「黄金バットの稽古をしながら」


子供の頃の風呂は地獄だった。母は、私を湯船に浸けたまま蓋をして、出て来ぬように尻を載せて湯上りの着替えをした。私は蓋と湯の間の狭い蒸気の中で、口をパクパクさせて茹でダコになってやっと息をした。「この子はバカだけん、もうのぼせとるばい。」とフラフラで引き上げられて怒鳴られながら服を着た。苦しかった、ただただ苦しかった。

そんな出来そこないのションベンタレの私は、しょっちゅう失禁した布団で簀巻きにされた。母の愛人が「キツク仕置きせんと、治らん」と恐ろしい顔して見下ろしていた。「半殺しはいやばい、いやばい」と、泣き叫んでもあっという間にぐるぐる巻きにされて、分厚い布団が鼻と口を塞いだ。声を限りに泣くと、母の重たい尻が布団の上にドンと載った。熱い自分のわずかな息が顔を覆って、それも絶えるともう気の遠くなる苦しさで意識が消えていった。しばらくして、布団を開いて動かぬ私を見て、母と愛人は「この子はすーぐ、半殺しになるたい」と笑っていた。

小学二年だったその頃、やさしいやさしい川瀬先生が担任だった。やさしさに甘えて嫌だった風呂の事、簀巻きの事を先生に一生懸命話した。「そんな嘘を言って・・」と、見たことの無いひきつった顔をした川瀬先生は、それから、私と目を合わせなくなった。可哀想かね・・、可哀想かね・・と、慰めてくれる先生の声をただ妄想して悲しかった。

どうして川瀬先生は可哀想かね、と、頭を撫でてくれないのだろう。どうして大人はみんな、私を自由に出来るんだろう。
黄金バットの舞台で子供を死なせてしまった教師の役を稽古しながら、幼かった頃のそんな切ない気持ちを思い出している。

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「家畜化されるんだ日本人は」



家畜化されるんだ日本人は 
国難 これを国難というのでしょ?
先人らが夥しい犠牲を払って掴んだ基本的人権が 今
ひたひたと奪い取られてゆく
のうのうと人権に甘んじている私らの目の前でだ
失った時 何が起きるのか どんな日本になるのか見えているというのに
もう茶番劇ではおさまらない
国難の元凶が国家権力を握る政府だという喜劇は
現実の中では権力者の執筆する恐怖劇だ 
実験動物にされる家畜になるのだ我ら日本人はあぁああああ!



自民党が削除しようとしている憲法第97条

第97条 条文
【現行憲法】
この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。


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