不二稿京のニャンコ先生のおうち

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ニャンコ何匹いるか?

猫そふぁー2
ちょっとトイレに立って戻った今、
この赤いソファーに十一匹のニャンコが寝ております。
奥の少しのスペースに不二稿が座っておりました。

「一緒に寝たいよう」と皆が泣くので、
床に敷いた絨毯の上に転がってニャンコまみれで寝るようになって十数年、
背中や踵が痛いのがだんだんこたえるようになり申した。
そこで、赤い可愛いローソファーを購入!
これで楽ちんだわい!と喜んだのも数分、
ただちにニャンコソファーになりもうした。
私と言えば、ニャンコたちに踏んづけられながら
ソファーとテーブルの隙間に堕ちて寝てござる。

と、書いている間に、
もう二匹、増えて狭いのぉ!
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困った大男

図体のやたらデカイ大男がいて、
ちょうど一年前に六度目の出入り禁止、つまり縁を切った。
ひょんなことから先日、その男が出演している舞台を観に行き、
その性分は相変わらずのいい加減な自分勝手極まりない愚か者だが、
役者としての持ち味の良さに思わず褒めてしまい、
すっかり旧知の親友のごとくに懐かれてしまった。

しかし、恐ろしいことに、私の知らぬ一年の間に、
その大男の家に居ついていた一匹の野良猫が、
九匹に増えていてしかも、二匹は腹に子が居るという。
なんたる無責任。やっぱりこいつは悪人だ。

適当に餌を与えられ、放置され、増えに増えて今に数十匹になるのは見えている。
愚か者の大男は、決して最後まで猫たちとの友情を守る事などなく、
いずれ、山に捨てに行くか、保健所に連れてゆくだろう。
困った時にだけ、必ず私を当てにして泣きついてくるそいつの、
尻拭いだけは金輪際してやるものかと決意して一年、
しかし、その猫たちに罪はない。
さあ、これからその猫たちを救う手立てを練らねばならない。
真に、かの大男は自分勝手な悪人であると再認識した次第。
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