不二稿京のニャンコ先生のおうち

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豊かな生活

聞き厭きた言葉「豊かな生活」
けれど、フジワラが幼い頃を思い出せば貧しいが本当の豊かな生活があった。
今じゃ指でタッチするだけで、勝手にお風呂が適量、湯を用意してくれる、
そんなに便利に暮らして、すっかり怠け者に堕ちた今のフジワラ、
小さな手で、懸命に薪を割り練炭をくべ泣きベソかきかき風呂を沸かした子供の頃。
そんな生活には戻れない今の怠け者ぶり。
ご飯の前には、畳を雑巾がけして、鰹節を削ってるのが子供の役目だった。
便利じゃなかった頃、子供は家の仕事で忙しかった。
お母さんなんかもっと忙しかった、
特別にお金持ちのおうちのお母さんたちだけが、子供の教育に過剰に関わっていたりもしたが、
普通のお母さんはすごい働きぶりで、塾だお受験だなんて騒いでいなかった。
空き箱で憧れの木馬モドキを作ってものすごく嬉しかった七つの頃。
天井見上げては、カラクリ仕掛けの歯車と紐で秘密基地を天井から登場させる術を考え抜いていた八つの頃。
犬小屋が小さいのは可哀そうだとごねて、雨戸や板っぱ貰ってきて、どでかい犬小屋を造った九つの頃。
いっぱい想像して、色んなものを作った子供の頃。今も続く芝居作りの生活の原型だ。
楽しかった。だから豊かだった。

不便で貧しくて、仕事がいっぱいだった生活。今よりずっと豊かだった生活。
でもすっかり便利に溺れて怠け者になり果てているフジワラが、
これから、もっと貧しく不便な生活で、だから豊かな生活をするチャンスが来る。

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